【アピア共同】上川陽子外相は10日、サモアの首都アピアでフィアメ首相兼外相と会談した。両氏はサモア国立大の教育実習棟の新規建設や実験・実習用機材の供与のため日本が24億円を無償資金協力する文書に署名。2国間関係の強化を確認した。

 次の訪問先フィジーで12日に開く「太平洋・島サミット」閣僚会合に向け、日本と島しょ国・地域の協力を巡り意見交換したとみられる。日本の外相がサモアを訪れるのは初めて。

 サモアが位置する南太平洋では中国が影響力拡大を図っている。日本外務省はサモアが独自性や自立性を重視しているとして、法の支配の重要性や気候変動など幅広い分野で協力を深化させたい考えだ。