岸田文雄首相は15日、国連総会のフランシス議長と官邸で会談し、安全保障理事会改革を含む国連の機能強化に向けて連携する考えで一致した。首相が掲げる「核兵器のない世界」実現への協力を申し合わせた。フランシス氏は会談に先立ち、被爆地・広島を訪問した。

 会談で首相は「国際秩序が揺らぐ中、多国間主義の強化が不可欠であり、国連はその中核だ」と強調。両氏は気候変動など地球規模課題を議論する9月の国連未来サミットについても意見交換した。

 フランシス氏はカリブ海の島国トリニダード・トバゴ出身。昨年9月から約1年間の任期で議長を務めている。