岸田文雄首相は16日、ヨルダンのハサウネ首相と官邸で会談した。イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザの情勢を巡り、人道状況の改善や早期沈静化に向けた緊密な連携を確認。経済・安全保障分野で協力を強化する方針でも一致した。

 冒頭、岸田首相はガザ情勢に触れ「地域の安定にヨルダンが果たす役割は極めて大きい」と連携を呼びかけた。ハサウネ氏は「日本とヨルダンは多くの価値観や原則を共有する」と歓迎した。

 日本は、ヨルダンについて隣国イスラエルと国交を持つことから「中東地域の安定の要」と位置付ける。一方、経済基盤は弱く、財政状況が悪化しているとの指摘がある。