ヤドカリが背負っている赤茶色の奇妙な物体は、三重県鳥羽市の鳥羽水族館で飼育されていたスナギンチャクという生物。個体の提供を受けた琉球大のグループが遺伝子などを調べ、新種と判明。論文が今月、英国の科学誌に掲載された。

 グループは、見た目が映画「エイリアン」に出てくる地球外生命体に似ていることから、劇中でのエイリアンの呼び名「ゼノモーフ」にちなみ、「エピゾアントゥス ゼノモーフォイデウス」と命名した。

 琉球大院生の喜瀬浩輝さん(27)によると、スナギンチャクの一部の種は、ヤドカリの貝殻に付着して殻を溶かしながら成長することが知られている。