鳥取県米子市の米子水鳥公園に、翼が折れて飛べなくなり北極圏に帰れない雌のコハクチョウ「吉田さん」が今年も姿を見せ、園内の池で過ごしている。

 越冬するため日本に飛来したが、2011年に翼が折れ、北へ帰れなくなった。1年のほとんどを近くの吉田川(島根県安来市)で過ごすが、14年からは春になると中海を泳いで越境してくるようになり、川にちなんで名が付いた。

 今年も3月下旬に現れたが昨年までとは様子が違った。外来種コブハクチョウの雄と寄り添い、カップルに。珍しい異種カップルの誕生だ。公園関係者は「伴侶ができたのはほほえましいが出会うはずのなかった相手」と困惑する。