名古屋市は22日、名古屋城天守閣の木造復元事業の進捗状況に関する市民説明会を開いた。事業は河村たかし市長が2009年に看板政策として打ち出したものの、市議会の反対や文化庁からの追加調査要請を受け計画は大幅に遅れている。参加者からは「実現できるのか」などの批判が上がり、河村氏は「丁寧な上にも丁寧に進めている」と理解を求めた。

 市は説明会を19日から22日まで計3回開き、延べ200人以上が参加した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、説明動画も公開した。市は22年度末までに全体計画を策定して文化庁に提出する予定だが、バリアフリーの確保方法なども定まっていない。