【ジュネーブ共同】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は4日、陸上女子50キロ競歩で2017年世界選手権優勝のイネス・エンリケス(ポルトガル)ら8人が東京五輪の実施種目に女子50キロ競歩を採用しなかった国際オリンピック委員会(IOC)と世界陸連の決定を不服として訴えていた問題で、CASには裁定の権限がないため係争を打ち切ると発表した。理由は示さなかった。

 世界陸連は競技力や普及度が課題の女子50キロ競歩の実施に消極的で、男子も競技時間の長さや人気の低さを理由に一時は東京五輪からの除外を検討した。