スポーツ仲裁裁判所(CAS)は1日、柔道の2019年世界選手権でイラン政府が同国選手に敵対するイスラエルの選手との対戦回避を目的に棄権するように圧力をかけたとして、国際柔道連盟(IJF)がイラン連盟に科した資格停止処分を巡る係争をIJFに差し戻すと発表した。

 CASはIJFの規則上、イラン連盟が重大な違反を犯して制裁を科されるべきだとの見解を示した。一方で期限を設けない資格停止処分は法的根拠がないと結論づけ、IJFに再審議を求めた。IJFは「今後どのような行動と決定を行うかを検討している」との声明を出した。(共同)