プロ野球は29日、各地で5試合が行われ、後半戦がスタートした。セ・リーグ首位を独走するヤクルトは0―6で阪神に敗れ、試合のなかったDeNAの自力優勝の可能性が復活したため、優勝へのマジックナンバーが消えた。DeNAが残り試合に全勝すれば、ヤクルトはDeNA戦を除く全試合に勝っても勝率で上回れなくなった。

 パ・リーグは西武が5―2でソフトバンクとの直接対決を制し、首位に浮上。日本ハムは2―1で楽天に逆転勝ちしオリックスは延長十二回、9―8でロッテに勝った。セは巨人が新型コロナの集団感染で29、30日のDeNA戦が延期となり、中日は9―0で広島に大勝した。