日本相撲協会は27日、大相撲春場所(3月12日初日・エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表し、先場所覇者で横綱昇進を目指す大関貴景勝は西に座った。3場所連続休場中の横綱照ノ富士は東。大関は東西で欠くことができないため、今場所も「横綱大関」と記載。2場所続けて1横綱1大関となった。
モンゴル出身で26歳の霧馬山が新関脇に昇進し、3関脇4小結となった。新入幕は日大出身でカザフスタンから初の金峰山、武将山、北青鵬の3人。他の関脇は7場所連続の若隆景が東、4場所連続の豊昇龍が西に就いた。小結は2場所連続の若元春と琴ノ若が東西の1番目、2場所ぶり復帰の大栄翔と翔猿が東西の2番目に座った。
再入幕は19場所ぶりの大翔鵬。6場所出場停止処分から復帰5場所目となる元大関の朝乃山は東十両筆頭。先場所は14勝1敗で十両を制したが、8場所ぶりの幕内復帰はならなかった。栃ノ心は大関経験者で7人目の十両転落となった。