2021年の東京五輪でバレーボール男子日本代表のセッターだった藤井直伸さんが10日に31歳で死去し、関係者に悲しみの声が広がった。五輪で代表コーチだった日本のフィリップ・ブラン監督はフェイスブックで「世界で最も美しいBクイック(速攻)を持っていた。東京五輪を目指すプロジェクトで重要な存在だった」と惜しんだ。

 東レのチームメートで、ともに五輪に出た李博選手は「自分史上最高のコンビネーションができた。ゆっくり休むんだよ」とツイッターに記した。

 高橋健太郎選手は「残してくれたたくさんの言葉、思いを胸に今後の生を全うしていきたい」と一緒に写った写真付きでインスタグラムに投稿した。