選抜高校野球大会第4日は21日、甲子園球場で2回戦が行われ、昨夏の全国選手権大会を制した仙台育英(宮城)、龍谷大平安(京都)、初出場の能代松陽(秋田)が勝って3回戦へ進んだ。

 仙台育英は今大会初となった延長十回無死一、二塁からのタイブレークで山田がサヨナラ打を放ち、慶応(神奈川)に2―1で競り勝った。龍谷大平安は七回に5連打などで3点を奪い、4―3で長崎日大に逆転勝ち。能代松陽は森岡が2安打完封し、21世紀枠の石橋(栃木)を3―0で下した。

 2018年に延長十三回からのタイブレーク制を導入。今大会から、開始が延長十回からに前倒しされた。