【ジュネーブ共同】ウクライナ柔道連盟は1日、国際柔道連盟(IJF)がロシアとベラルーシの選手の世界選手権(7日開幕・ドーハ)出場を、個人資格の「中立」選手として容認したことを受け、同選手権のボイコットを発表した。既にIJFへの通告を済ませたという。

 国際オリンピック委員会(IOC)から各国際競技連盟への勧告では、ウクライナを侵攻するロシアの軍や治安当局の所属選手の出場を認めていない。ウクライナ連盟はロシアのチームの大半は現役軍人だと主張。「IJFの決議にある『平和への架け橋』を見ることはできない」と非難した。