スポーツ庁は29日、来年のパリ五輪・パラリンピックに向けて重点支援する競技を発表し、五輪は初採用されるブレイキン(ブレイクダンス)や柔道、体操、フェンシング、レスリングの5競技が最上位のSランクとなった。

 2021年に開催された東京大会や今年3月までに実施された世界選手権などの成績に基づいて評価。Aランクは10競技で水泳や卓球、スケートボード、スポーツクライミングが入った。パラ競技はSランクにボッチャやバドミントンなど7競技、Aランクも7競技が選ばれた。

 スポーツ庁の支援方針では23、24年度を「ラストスパート期」と位置付け、メダルの可能性が高い競技を重点的にサポートする。