全国の中学生が都道府県対抗で科学の知識や応用力を競う「科学の甲子園ジュニア全国大会」が2〜4日、兵庫県姫路市で開催された。理科や数学に関する筆記試験と実技試験の計900点満点で総合順位を争い、富山代表のチームが優勝。2位は愛知、3位は長野だった。
全国でエントリーした約2万4千人のうち、都道府県予選を勝ち抜いた6人ずつがチームをつくって全国大会に出場。実技では紙とテープだけで作製した橋の模型の耐久性を競う課題などが出題された。
富山代表キャプテンの富山大付属中2年棚元樹さんは「去年も出たが2位で悔しかった。今年は優勝できてとてもうれしい」と話した。