世界自然遺産登録を目指す「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)について、環境省が国連教育科学文化機関(ユネスコ)への推薦をいったん取り下げ、今年の登録を断念する方向で検討に入った。関係者が22日明らかにした。地元自治体の意見を丁寧に聞いた上で、政府として最終判断する。早期に推薦書を出し直して再挑戦するが、登録審査は最短で2020年夏になる見通し。

 ユネスコ諮問機関は5月初め、推薦範囲に課題があるとして登録延期勧告。自然保護を万全にする観点から、日本に返還された米軍北部訓練場跡地(沖縄本島)の森林地帯を範囲に加えることなどを要請した。