【ヨハネスブルク共同】オバマ前米大統領は17日、南アフリカ最大都市ヨハネスブルクで講演し、世界の現状について「奇妙で不確かな」時代だと指摘した上で「恐怖や恨み」をあおるような政治状況に強い危機感を表明した。名指しは避けたもののトランプ米大統領を念頭に置き、暗に批判した発言とみられる。18日で南アのマンデラ元大統領の生誕100年になるのを前に講演した。

 南アの反アパルトヘイト(人種隔離)闘争を率い、2013年に95歳で死去したマンデラ氏について、オバマ氏は「本物の偉人」だと功績をたたえた。その上で「世界はより危険で残忍になっている」との認識を示した。