北朝鮮のミサイル開発の資金源になっているとして、米国が昨年、制裁対象とした北朝鮮国営の情報技術研究・開発機関「朝鮮コンピューターセンター(KCC)」がロシア極東に進出し、地元企業を装って事業拡大を図っていることが22日、複数の関係者への取材で分かった。

 昨年以降、北朝鮮のIT技術者がウラジオストク近郊で活動していることは既に判明。国連制裁下で外貨獲得に苦しむ北朝鮮が、IT部門を長年統括してきたKCCをロシア極東に展開させ、外貨稼ぎを続ける実態が裏付けられた。米財務省はKCCの中国やドイツ、インド、シリアでの活動を指摘したが、ロシアは含まれていなかった。