北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、日本との直接交渉を促すトランプ米大統領や韓国の文在寅大統領らに対し、拉致被害者の横田めぐみさん=失跡当時(13)=の家族同士の面会を認めたことなども挙げ、日本には「多くの譲歩」をしていると主張、交渉停滞の責任は日本側にあると反論したとの説明が、党内で幹部らに行われていることが15日分かった。

 韓国の拉致被害者家族の会代表で北朝鮮内に独自の情報源を持つ崔成龍氏が、平壌の消息筋の話として明らかにした。

 崔氏は、めぐみさんが北朝鮮で韓国人拉致被害者と結婚したとの情報を入手した人物。情報は06年に事実と判明した。(共同)