【ローマ共同】ローマ法王庁(バチカン)は21日、世界各地でカトリック聖職者による性的虐待事件の発覚が相次いできたことを受け、対策を話し合う「未成年者保護会議」を開いた。24日まで行われ、各国の司教の代表者ら計約190人が参加。醜聞に揺れる中、ローマ法王フランシスコ主導による取り組みを強調する狙いがある。

 法王は会議開催を前に、教会の説明責任や透明性確保の重要性を指摘。各教区で未成年者への虐待が起きてきただけでなく、事件の隠蔽が図られた例もあることを念頭に「(教区トップの)司教は犠牲者の苦しみと悲劇を知り、何をしなければならないか理解してほしい」と訴えた。