【北京共同】中国共産党中央規律検査委員会などは27日、国際刑事警察機構(ICPO、本部フランス・リヨン)前総裁の孟宏偉氏について、重大な規律違反があったとして党籍を剥奪し、司法機関へ事件を送致した上で起訴することを決めたと発表した。孟氏の妻は昨年、リヨンで共同通信の取材に応じ、政治的迫害だと訴えていた。

 規律検査委員会は処分理由について、孟氏が党の決定を執行せず、職権を乱用し、国家資産をぜいたくな私生活に使ったと説明。妻も孟氏の影響力を利用したなどとしている。

 孟氏はICPO総裁だった昨年9月末、中国に一時帰国した際に拘束された。