アフリカ南東部のマダガスカル島に生息する3種類のキツネザルのうち1種類は、苦味の感じ方が違うことが分かったと、京都大霊長類研究所の今井啓雄教授らのチームが5日、国際学術誌電子版に発表した。

 ワオキツネザル、クロキツネザル、エリマキキツネザルのうち、違っていたのはワオキツネザル。いずれも主に同島にすみ、共通の祖先から枝分かれした。種類ごとに生息地が分かれ、主食も異なり「味覚が独自に進化した可能性がある。霊長類の味覚の進化を考える上で興味深い」としている。