記録的不漁で昨秋は戦後初めて中止したサクラエビの秋漁について、静岡県桜えび漁業組合は20日の会合で、規制付きで2年ぶりに再開する方針を決めた。県水産技術研究所の調査で、卵の数が回復しているのが確認されたためという。組合は今後、漁の解禁日や規制内容を決める。

 春と秋に行われるサクラエビ漁は今春、禁漁区を設けて行われたが、春漁では記録が残る1989年以降で過去最少となる約85トンだったため、当初予定より5日早めて打ち切っていた。

 同研究所は、サクラエビの産卵期である7〜9月に駿河湾で卵の数を調査。推定される卵の総数は、昨年を大幅に上回っていたという。