国際自然保護連合(IUCN)が世界の絶滅危惧種を集めたレッドリストを更新し、沖縄に生息するジュゴンの絶滅の危険度を最も高いレベルに引き上げたことが11日、分かった。生息数の減少傾向が長く続き10頭に満たなくなっているほか、名護市辺野古で進む米軍基地建設が脅威になっていると指摘した。

 沖縄島沿岸では近年、3頭のジュゴンが確認されていたが、今年3月に雌1頭が死んでいるのが見つかった。基地建設前から辺野古周辺に生息したり、たびたび姿を見せたりしていた2頭も確認できない状態になっている。

 日本の環境省は既に国内の個体群を最も高い危険度に位置付けている。