梶山弘志経済産業相は20日の閣議後記者会見で、日本が協力してきたフランスの高速炉実証炉「ASTRID(アストリッド)」の建設費を2020年度予算案に盛り込まなかったことを巡り「シミュレーションや実験に焦点を当てた新たな協力を進めていく。実証炉の建設を前提とした予算ではない」と述べた。

 フランスはアストリッド計画を大幅縮小する方針。予算案には日仏や日米の高速炉開発協力に関連する技術開発費として、本年度の高速炉関連予算とほぼ同額の40億円が盛り込まれた。フランス側は昨年以降、高速炉の実用化時期を先送りし、実用化の前段階となる実証炉の建設も凍結する方針を提示。