北朝鮮が国連安全保障理事会の制裁を回避する抜け穴として、ロシアの影響下にある国連未加盟の係争地「アブハジア自治共和国」に少なくとも250人の出稼ぎ労働者を送り込み、外貨稼ぎの継続を図っていることが20日分かった。北朝鮮労働者を雇用するロシア人実業家が共同通信に明らかにした。

 安保理決議は加盟国に北朝鮮労働者の受け入れを禁じ、今月22日までの全員送還を求めているが、国連の権威が及ばない地域が悪用されている実態が浮かんだ。

 ジョージア(グルジア)北西部、黒海沿岸のアブハジアは事実上の独立状態にあり、ロシアが後ろ盾になっている。