【ワシントン共同】トランプ米政権は23日、生まれる子どもの米国籍取得を目的に妊婦が米国に入国する「出産ツアー」の根絶に向け、妊婦への査証(ビザ)発給を24日から制限すると発表した。11月の大統領選を控え、移民対策の強化を保守的な支持層にアピールする狙いとみられる。

 米国では両親が米国籍でなくても米国で生まれた子どもに国籍を与える「出生地主義」制度があり、トランプ大統領は廃止の意向を繰り返し表明していた。

 グリシャム大統領報道官は23日の声明で「この明白な移民の抜け穴をふさぐことは、国家安全保障上のリスクから米国を保護する」と強調した。