海鳥が餌と間違えて小さなプラスチックごみを食べると、含まれている化学物質が取り込まれて体内に蓄積することを実験で確かめたと、東京農工大や北海道大などのチームが31日、発表した。化学物質による繁殖や発達への影響が懸念され、農工大の高田秀重教授は「プラスチックの廃棄物管理を徹底するだけではなく、使用自体を減らす政策が必要だ」とする。

 各地の海鳥から海のプラスチックごみ由来とみられる化学物質汚染が見つかっているが、これまで原因が明確に特定されていなかったという。

 チームは、新潟県・粟島に生息するオオミズナギドリのひな21羽で実験した。