【ドバイ共同】国家分裂状態のリビアで、シラージュ暫定政権と有力軍事組織「リビア国民軍(LNA)」との戦闘が再燃した。首都トリポリ中心部に激しいミサイル攻撃があり民間人が死傷。中断している和平協議の行き詰まりは決定的だ。

 暫定政権のシラージュ首相は9日、トリポリの市街地に100発以上のミサイルやロケット弾が撃ち込まれたと明らかにし、LNAの「戦争犯罪」を非難した。国連は、今月だけで少なくとも民間人15人が死亡し、50人が負傷したとしている。

 暫定政権とLNAはトルコとロシアの仲介で1月に停戦期間に入り、双方の代表者による和平協議が始まった。