【ワシントン共同】米下院は28日、トランプ大統領(共和党)が拒否権を行使した2021会計年度(20年10月〜21年9月)の国防予算の大枠を決める国防権限法案を3分の2以上の賛成で再可決した。上院は29日にも再び採決する予定で、トランプ政権下で初めて拒否権が覆されるかどうかが焦点。

 法案は今月11日に議会を通過。トランプ氏は23日、国防権限法案に異例の拒否権を行使した。自身の公約である外国駐留米軍の削減を制限する規定や、奴隷制容認を想起させる米軍基地名の変更規定が盛り込まれたことなどを理由とした。