群馬県の下仁田町自然史館は28日、約350万年前と推定される地層から発見された体長約11ミリの化石が、国内では初確認となるホタル科であることが判明したと発表した。貴重な研究材料になるという。2020年11月に専門雑誌「月刊むし」で論文が発表された。今年2月から自然史館で常設展示を予定している。

 発見したのは下仁田町の元教諭茂木伊一さん(故人)。群馬県南牧村と長野県佐久市の境界にある兜岩山で化石の採集活動を続け、1960年代以降に、標高1100メートル付近の地層から見つけて保管していた。現生種ではムネクリイロボタルに近いという。