【モスクワ共同】ロシア外務省のザハロワ情報局長は9日の定例会見で、日本の高校の地理や公共の教科書に北方領土が日本の「固有の領土」と表記されていることに触れ「歴史の真実と第2次大戦の結果に矛盾するうそのステレオタイプを、日本政府が若い世代に教えているのは遺憾だ」と批判した。

 ザハロワ氏は「(日本政府が)ロシアに対し根拠のない領土要求のキャンペーンを繰り広げている」と批判。「南クリール諸島(北方領土)に対するロシアの主権は争いようがない」と主張、教科書を巡る日本の対応はロシア社会の怒りを呼んでおり、日ロ関係に否定的な影響を及ぼすと警告した。