日米欧の先進国に新興国を加えた20カ国・地域(G20)気候・エネルギー相会合が23日、イタリア南部のナポリで開かれた。イタリアのチンゴラーニ環境相は同日の記者会見で、脱炭素の一部の目標に関し「合意に達しなかった」と述べた。世界の気温上昇幅の目標値など2項目で隔たりが埋まらず、10月のG20首脳会合(サミット)に持ち越しになるという。

 近年、深刻さを増す気候変動への対策を巡って先進国と新興国の主張が折り合わなかった。10月末から英国で開催される国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に向け、課題を残した格好となった。