厚生労働省は28日、新型コロナウイルスワクチンの接種後に死亡した30代の男性2人が、異物混入があった製品と同じ工場で作られ、使用見合わせ対象となった米モデルナ製を接種していたと発表した。使用したワクチンに異物は確認されておらず、接種と死亡との因果関係は不明としている。

 国内の販売や流通を担う武田薬品工業は同日、因果関係の有無を調査すると発表した。死亡したのは38歳と30歳の男性で、いずれも基礎疾患やアレルギー歴はなく、2回の接種を終えた後だった。

 厚労省専門調査会会長で埼玉県立小児医療センターの岡明病院長は、専門家で因果関係を検討する必要があると述べた。