福井県立恐竜博物館や九州大などの研究チームは29日までに、同県勝山市北谷町にある約1億2千万年前(白亜紀前期)の「手取層群北谷層」から発見されたゴキブリの化石5種類のうち、3種を新種と特定したと明らかにした。

 チームによると、日本の白亜紀の地層から複数種のゴキブリ類が報告されるのは初。当時の進化を知る上で重要な情報という。研究成果はドイツの国際学術雑誌のオンライン版に掲載された。

 見つかった新種の化石は背中を覆っている「翅」の前側の部位で、長さ約6〜10ミリ。福井にちなんで「ペトロプテリクス・フクイエンシス」などと名付けられた。