【イスラマバード共同】世界食糧計画(WFP)などは25日、イスラム主義組織タリバンが暫定政権を樹立したアフガニスタンで11月から来年3月にかけ、人口の半数以上に当たる2280万人が深刻な食料不安に陥るとの予測を発表した。支援が難しくなる冬が近づいており、WFPのビーズリー事務局長は「大惨事が迫っている」と警告し、国際社会に緊急支援を訴えた。

 タリバンの実権掌握後、アフガンの在外資産が凍結されるなどし、経済は急速に悪化。深刻な飢餓に苦しむ人は今年4月から37%増加した。5歳未満の子ども320万人が年末までに急性の栄養不良に陥る可能性がある。