環境省は18日、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約に、鹿児島県北部の出水平野にある「出水ツルの越冬地」が同日付で新たに登録されたと発表した。国内登録湿地は53カ所目。22年11月に中国の武漢で締約国会議が開かれ、出水市長らが出席する予定。

 環境省によると、登録地は八代海に面した干拓地などを中心とした田園地帯で計478ヘクタール。冬は平均3万7千羽超のツル類やカモ類が飛来する。中でも絶滅危惧種「ナベヅル」は全世界の総個体数の約9割に当たる8千〜1万羽、同じく絶滅危惧種「マナヅル」は約半数を占める2千〜3千羽が毎年飛来するという。