【ブリュッセル共同】新型コロナウイルスの新変異株オミクロン株が猛威を振るう欧米で、規制を拡大する国が相次いでいる。オランダは来年1月14日までロックダウン(都市封鎖)を実施。フランス・パリ市は恒例の年越しイベント中止を発表した。人の移動が激しくなるクリスマス休暇を前に、感染拡大抑止へ先手を打った格好だ。

 オミクロン株はデルタ株に比べ重症化する可能性が低いとも指摘されるが、感染力が非常に強く、欧州連合機関の欧州疾病予防管理センターは、感染者が急増することで「死者や入院患者を増やす要因になり得る」と強調。各国の警戒には、こうした専門家の指摘が背景にある。