厚生労働省は24日、米製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルス感染症の飲み薬「モルヌピラビル」を特例承認した。国内初の軽症者が使える飲み薬で、重症化を防ぐ効果がある。自宅でも服用可能なため医療機関の負担の軽減につながると期待される。新変異株「オミクロン株」への懸念が強まる中、政府は既に160万人分を確保。20万人分を今週末から全国に配送するとしており、早ければ27日に医療機関や薬局に納入される。

 ただメルク側が臨床試験結果を下方修正したほか、安全性の課題もあり、当初、期待したほどの効果は見込めないとの見方もある。