【ベルリン共同】ドイツメディアは29日、スポーツ行政を担当するフェーザー内相が来年2月の北京冬季五輪に出席しない考えを示したと報じた。新型コロナウイルスの感染拡大を理由に挙げ、「個人的な決断」とした。中国の人権問題に批判的なベーアボック外相も欠席を表明している。ショルツ首相は欧州連合(EU)加盟国と対応を検討中という。

 ドイツにとって中国は最大の貿易相手国で、メルケル前政権は中国に融和的な姿勢だったが、ショルツ現政権は専制主義への懸念から厳格な対中外交指針を示している。ベーアボック氏の具体的な欠席理由は不明だが「今回の五輪には絶対に行かない」と語った。