【ベルリン共同】ドイツのショルツ連立政権が発足して8日で1カ月。中国の人権問題を批判してきた女性のベーアボック外相(41)が同国への厳格な発言を続けている。メルケル前政権は中国との融和を重視したが、ショルツ政権は政策綱領で中国の専制主義に厳しい姿勢で臨むと表明。ドイツの専門家は中国に対する姿勢が「確実に変わりつつある」と話す。

 「スポーツファンだが、五輪に絶対に行かない」。ベーアボック氏は昨年末、地元メディアに2月の北京冬季五輪に出席しないと語った。連立に加わる環境保護政党「緑の党」の共同代表を務め、人権や民主主義の原則に関わる問題で妥協しない立場だ。