厚生労働省は7日、専門家による検討会を開き、将来の感染症の世界的な大流行(パンデミック)に備えて、ワクチン・治療薬の確保や研究開発の支援を優先する「重点感染症」の選定に向けた議論を始めた。2月ごろまでに、検討会で重点感染症の考え方や暫定リストの案をまとめた上で、厚労省の審議会で決定する見通し。

 新型コロナウイルス感染症では、海外でワクチンや治療薬の開発が先行し、国産品は実用化が遅れている。2021年6月決定の政府の「ワクチン開発・生産体制強化戦略」では、今後のパンデミックに備えるべき重点感染症を決定し、ワクチンや治療薬の企業開発支援をすると示していた。