【ロンドン共同】ノーベル平和賞の選考主体、ノルウェー・ノーベル賞委員会のレイスアンデルセン委員長は、ミャンマー国軍設置の特別法廷が国家顧問兼外相だったアウンサンスーチー氏に有罪判決を言い渡したことについて「政治的動機に基づく決定だ」と批判した。同委員会が10日、明らかにした。

 スーチー氏は1991年、民主主義と人権のための非暴力闘争を評価されて平和賞を受賞した。レイスアンデルセン氏は「受賞から30年が過ぎた今もなお、ミャンマーの民主主義を推進する上で中心的役割を担っている」と強調。スーチー氏を取り巻く現状に「深刻な懸念」を表明した。