【ワシントン共同】医学の分野で重要な発見をした科学者をたたえるカナダ・ガードナー賞の今年の受賞者に、新型コロナウイルスワクチンの基礎となる技術を開発したドイツ企業ビオンテックのカタリン・カリコ上級副社長らが選ばれた。ガードナー財団が5日、発表した。

 ウイルスの一部の設計図に当たるメッセンジャーRNA(mRNA)という遺伝物質を脂質の膜で包んで注射する方法で、ワクチンが記録的な早さで実用化され、高い効果を示したことが評価された。

 同賞は医学分野で最も権威のある賞の一つ。iPS細胞の山中伸弥氏など、この賞に選ばれたうちの4人に1人がノーベル賞を受賞している。