厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織は11日、会合を開き、感染の状況や見通しを分析した。全国の直近1週間(4〜10日)の感染者数はその前の週と比べ0.98倍でわずかに減少したが、25府県では増加した。

 ゴールデンウイーク(GW)で人が動き、流行しているウイルスが感染スピードの速いオミクロン株の派生型BA・2におおむね置き換わったとして「今後の動きに注視が必要」と指摘した。

 地域別では、福井で1.55倍、徳島で1.67倍になるなど地方での増加が顕著だった。

 今後「(感染者の)報告数が上積みされることも想定する必要がある」と警戒感を示した。