今年1月に南太平洋・トンガ沖にある海底火山フンガ・トンガ―フンガ・ハアパイの大噴火で2種類の気圧波が生じ、海面が高速で押し上げられて予測より早く津波が日本付近に及んだ上、波の勢いも増幅された可能性があるとの分析結果を、防災科学技術研究所などのチームが12日付米科学誌サイエンス(電子版)で発表した。

 気象庁の有識者勉強会が同様の評価をまとめており、これを裏付けた形。勉強会座長の佐竹健治東京大教授(地震学)は「メカニズムをシミュレーションで明らかにしたのは重要」としている。