【北京共同】中国政府は15日、習近平国家主席が新疆ウイグル自治区を視察したと発表した。同自治区訪問は約8年ぶり。前回視察時には現地で爆発事件が発生し、当局は「テロ」が横行しているとして、少数民族ウイグル族への締め付けを強めてきた。再視察で治安維持体制の完成を国内外に印象付け、共産党の統治を正当化する狙いだ。

 ウイグルを巡る問題では米国や欧州諸国が人権侵害があると非難し、中国当局者への制裁や北京冬季五輪の「外交ボイコット」などで圧力を強めた。6月の先進7カ国首脳会議(G7サミット)でも批判を受けたばかり。中国は「内政干渉だ」と反発している。