二酸化炭素(CO2)排出量が実質ゼロの燃料を使った脱炭素燃料車でのレース参戦が国内自動車大手で相次いでいる。既存エンジンの構造を活用できるのが利点で、エンジンを使わない電気自動車や燃料電池車と併せて実用化を模索。レースでのデータ収集にいそしむ。

 日産自動車は6月初旬、富士スピードウェイで行われる24時間耐久レースに参戦する脱炭素燃料車を公開した。スポーツカーの新型「フェアレディZ」をベースとし、使用済みの食用油や木材チップを燃料に活用した。

 トヨタ自動車とSUBARU(スバル)は、今年から耐久レースに合成燃料を使う新車両を走らせている。