【ローマ共同】イタリアのドラギ首相は21日、マッタレッラ大統領に再び辞表を提出し受理された。大統領は上下院の解散を表明した。来春に予定されていた総選挙が前倒しとなり、9月25日投開票で実施されることが決まった。ドラギ氏の辞任は、良好な関係を保ってきたEUにとっても打撃となる。

 マッタレッラ氏は、ロシアによるウクライナ侵攻や新型コロナのパンデミックなど課題が山積する中で議会解散は苦渋の選択だったと述べた。

 最近の世論調査では野党の右派「イタリアの同胞」が支持率トップで、同党のメローニ党首が首相になる可能性も出てきた。実現すればイタリア初の女性首相となる。