夜空に現れたばかりの月の裏に、白い点のような火星がすっぽりと姿を隠す「火星食」が21日深夜、北海道根室市の納沙布岬で観測された。国立天文台によると、九州や沖縄などを除く国内各地で起きた。国内の広い範囲で夜に火星食が起きるのは1998年11月以来、約24年ぶりという。

 根室半島東端の岬では21日午後11時40分ごろ、火星が月の明るい縁から姿を消し、約50分後、月の暗い縁から再び姿を現した。

 天文台によると、2024年5月に日本全国で火星食が起きるが、白昼なので観測は難しい。